SEKIHARA
東京都足立区の道路が狭い2〜３階建ての住宅が密集している住宅密集地に計画された住宅である。建物は、住宅密集地である周辺からの視線をコントロールした開放的な住環境を確保ために採光は外壁の内側にリニアな形状のテラスを配し、太陽光が壁にあたった反射光を室内に取り入れる試みをした。このテラスは周りの視線を気にすることなく、光と風を取り入れ、内部空間と外部空間をスムーズに連続させる重要な役割を果たしている。約４mの天井高を持つ２階のリビングダイニングは、空間の上部がテラスの開口となり、常に明るい内部空間をつくり出している。住宅密集地における快適な居住環境を手に入れるための一つの方法を提案するものと考える。
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