YAKUENDAI
千葉県船橋市の薬円台駅に近い細長い形状の旗竿敷地に計画された住宅である。建物は、細長い形状の旗竿敷地の特徴を利用し、空間を縦列に繋いだ細長い一室空間とした。建物の2階は、約14mの細長いトンネル状の空間の両端にコートテラス、中央にトップライトを設けことにより、日照、通風を確保した。そして南側のテラスには、水盤になるように計画し、天空の雲や光の変化、風の表情までも映し出す鏡面となり、心地よい空間をもたらす。トンネル状の空間は、シンプル構成したコンクリート打ち放し仕上げの空間のみが抽出するように、壁面収納とキッチンを一体化し、コンクリート、ガラスによるシンプルなディテールによるミニマムな空間を目指した。
クリックすると拡大します。